矯正中の食事制限が生活における支障はあるのか?
矯正中は今までの咬みあわせが一旦リセットされる場合があるのでその期間はうまく上下の奥歯が咬み合わさらず食事を咬むことが難しくなることがあります。また矯正中は歯が動いている途中なので当然硬いものなどは食べないようにお願いしています。ただ皆さんに言える事ですが、1月もすると矯正器具に順応していきますので食べるのに支障が無くなってきます。
ワイヤー矯正については、ワイヤーとブラケット(歯に付ける器具)を透明なエラスティック(輪ゴム)で留めるのですが、カレーやスパゲティーなどの色の濃い食事をするとその色にエラスティックが染まってします事がよくあります。出来るだけそのような食事は避けた方がいいのですが、どうしても食べたいという方は次回来院される前日などに食べられる方が多いです。当医院ではエラスティックが着色してしまった方に再診料450円で交換させて頂いております。エラスティックを色素が染まりにくい元々色付きのカラーエラスィックも取扱しております。赤、青、紫、緑、他パステルカラーなども揃えていますので、口元のおしゃれとしてぜひ一度は御体験頂きたいと思います。
キャラメルなど歯にくっつき易くはがれ難い食べ物は器具の脱離や破損の原因になるため控えるようにお願いします。また繊維質の食べ物は器具に引っかかりやすく一度引っかかると取るのが大変ですので気をつけたほうがよいでしょう。
マウスピース矯正でもマウスピースをはめた状態では原則飲食禁止ですが、実際の所は慣れてくるとマウスピースをはめたまま飲食している方がいます。マウスピースの破損や着色になるのでやめてください。なおマウスピースをはめたまま唯一飲んでいいのはお水です。糖分の入ったジュースやお茶を飲む場合は、飲んだ後早めに洗面所で一旦外してうがいとマウスピースの洗浄をお願いします。
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