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インビザラインとワイヤー矯正の違い?

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インビザラインとワイヤー矯正の一番の違いはどれだけ他の人に気づかれるかどうかでしょう。ワイヤー矯正は今では白いブラケット(歯に付ける器具)や白くコーティングしたワイヤーなどで目立ちにくく出来ますがそれでも近くで話をしていれば気づくことが多いです。一方インビザラインは、ほとんど気づかれた事が無いと言われます。

インビザラインはマウスピース型の矯正装置なので御自分で必要な時に外すことが出来るのも利点でしょう。食事の時やブラッシングの時などに外すことでブラッシングしやすくなり、またマウスピース自体も外して洗うことが出来衛生的です。ただ外せる利点は裏を返せば欠点にもなります。つまり外しっぱなしになったりすれば治療が進まないどころか後戻りしてしまうリスクもあります。あと外した時に紛失や破損する危険性があります。外すとついついティッシュに包んでしまいがちですがそうするとゴミだと思われて知らないうちに捨てられていることがよくあるので注意してください。

ワイヤー矯正に比べると矯正中の痛みが大幅に少ないのも利点です。コンピューターで設計しているので歯に負担が少ないように動かしているのが特徴です。あとワイヤー矯正は毎月調整に通院しなければなりません。(通院費もかかります。)しかしインビザラインは2~3ヶ月おきの通院でOKです。通院費もかかりません。遠方へ転勤や進学された方は6ヵ月おきに通院する方もいます。

インビザラインは当医院ではアイテロというコンピューターのスキャナーで歯の型を取りそのデータを海外にあるテクニカルセンターに送ってこちらの処方書どおりに歯の動く過程がクリンチェックというデータで送られてきます。

それをこちらが確認してその歯の動きが適切か確認して必要なら修正することを何度かして最終的に患者さんに見てもらい了承を得た時点でマウスピースの注文を行います。全てネット上でやり取りできる上データはクラウド上で管理されているのでデータの損失が無く安全です。

 

インビザラインは治療の過程を事前にコンピューター上で見ることが出来るので患者さんに治療のイメージをお伝えすることが出来るのでとても好評です。

またコンピュータが計算した数値で少しずつ歯を動かしてマウスピースを作るので、エラーがすくなくなり、患者さんもワイヤー矯正に比べると最初の痛みが大幅に少なくなりました。

ワイヤー矯正はまずアイテロを使って治療前治療後のシュミレーションを見てもらうことはインビザラインと同じですが、どのように歯を動かしていくかは我々の技量と経験で決めていきます。また矯正用のミニインプラント(歯茎に小さいピンを入れる固定装置)を使うことで複数の歯を同時に動かすことが出来るので治療期間短縮も出来るのは利点です。

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