歯並びが悪くなる原因とは?
現代人は小さい頃から固いものを食べる機会が少なく顎の発達が劣っている反面カルシウムなどの栄養が豊富で歯の大きさが大きくなっていることで顎と歯の大きさの調和が取れていないためどうしても歯並びが悪くなる傾向にあるようです。
また口腔周囲筋(唇、舌などの口周辺の筋肉)の調和がうまく取れていなかったり、舌べろの位置、嚥下(物を飲み込む)不良、口呼吸だったり、他いろいろな癖によって引き起こされます。
頬杖をいつも同じ側ばかり付いているとその場所の歯列が凹んだ形になります。歯はたった90gの力でも持続的にかかると動いてしまいます。
唇を咬む癖のある方はその口びるの厚み分上下の前歯の咬み合わせに隙間が出来て上の前歯は前に出ていることが多いです。
舌の位置によっても下顎前突(受け口)は舌が低位舌(舌の位置が下に下がっている状態)ですし、中位舌の方は舌先がいつも上下の前歯の間から顔を出しているので開口(上下の前歯が咬み合わさらない)になったりします。
口唇圧が少ないと前歯は前に出てきて上顎前突(出っ歯)になります。口唇圧が強い場合叢生(歯がガタガタ出たり入ったりしている状態)になります。
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