下顎前突(うけ口)の治療
以前は、下顎前突(うけ口)の治療は、下顎の成長を抑制するか、
下顎を切って引っ込めるなど下顎を中心としたアプローチが中心でした。
しかし今では、(主にアメリカを中心とした海外では)上顎を前に成長させる、
もしくは前に引っ張る事で、治すのが一般的です。
下記の症例もうけ口の方です。
上顎に急速拡大装置という装置を付けて、上顎を横に拡大していきます。
その後表側に矯正装置を付けて歯並びを治して行きます。
下顎を引っ込めて、上顎を前に出すようにゴム掛けをします。
うけ口が治り綺麗な歯並びになりました。
主訴: 受け口を治したい
急速拡大装置、ミニインプラントを使用。
治療の流れ
急速拡大装置で拡げた後、ミニインプラントを使用して下顎を後方へ移動しました。
27歳女性 | 県西部在住 |
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治療期間 | 2年4ヶ月 |
費用 | 「診断料 30,000円+税」 「急速拡大装置 100,000円+税」 「ミニインプラント4本 100,000円+税」 「治療代 720,000円+税」 「月々の調整費 5,000円+税」 |
リスク | ・矯正装置装着後、数日間は歯が浮いたような痛みがあります。 ・ワイヤーや器具が歯茎や唇にあたり、傷や口内炎ができやすくなります。 ・稀に、歯を動かすことで歯根吸収、歯髄壊死を起こす可能性があります。 ※歯根吸収・・・歯の根が短くなること ※歯髄壊死・・・歯髄(歯の中の神経を含めた組織)が死んでしまうこと ・成長期の歯並びに影響したり、親不知が生えたり、顎関節症の原因となる場合には、抜歯をする可能性があります。 ・矯正治療途中で、白いプラスチック(レジン)を使って、歯の形態修正を行う可能性があります。また、エナメル質を削って隙間を作ったり、抜歯を行う可能性もあります。 ・白い被せ物(セラミックなど)や、保険外の被せ物をされている方は、歯の表面にブラケットなどの器具を付けるため、除去する際に欠けるなどの破損したり、形が変わるなどの審美性が損なわれる可能性があります。 ・矯正治療中、口が開きにくくなったり、顎に音がするようになったり(クリックオン)、痛くなったなどの症状が出た場合にはすぐにお知らせください。その場合は、顎関節の治療をすることがあります。 |
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