前歯抜歯閉鎖症例 治療例(1) 右上中切歯欠損→歯冠移動後、空隙にインプラントOPE
主訴: 右上前歯が小学生の頃、転んで抜けた。
来院時は義歯を使用。インプラントで治したい。
治療の流れ
インプラント治療を希望されていましたが、骨が薄くOPEは難しい。右上前歯を歯が抜けた部分へ移動させ、骨がしっかりしている隣の歯のスペースにインプラントを埋入しました。咬合もⅡ級だった為、左右下の親不知を抜歯し、下顎を後方へ移動させました。矯正終了後、前歯2本に補綴物を被せました。
年齢 | 20代男性 |
---|---|
居住地 | 県西部在住 |
治療期間 | 3年(補綴まで含む) |
費用 | 「診断料 27,500円」 「矯正治療代 660,000円」 「ミニインプラント代(2本)66,000円」 「月々の経過観察料 5,500円」 ※別途、インプラント代・補綴物代 |
リスク | ・矯正装置装着後、数日間は歯が浮いたような痛みがあります。 ・ワイヤーや器具が歯茎や唇にあたり、傷や口内炎ができやすくなります。 ・稀に、歯を動かすことで歯根吸収、歯髄壊死を起こす可能性があります。 ※歯根吸収…歯の根が短くなること ※歯髄壊死…歯髄(歯の中の神経を含めた組織)が死んでしまうこと ・成長期の歯並びに影響したり、親不知が生えたり、顎関節症の原因となる場合には、 抜歯をする可能性があります。 ・矯正治療途中で、白いプラスチック(レジン)を使って、歯の形態修正を行う可能性があります。 また、エナメル質を削って隙間を作ったり、抜歯を行う可能性もあります。 ・白い被せ物(セラミックなど)や、保険外の被せ物をされている方は、 歯の表面にブラケットなどの器具を付けるため、除去する際に欠けるなどの破損したり、 形が変わるなどの審美性が損なわれる可能性があります。 ・矯正治療中に虫歯が発見された場合は、同時に治療することも可能ですが、 歯の形に大きく影響がある場合は、矯正治療を中断する可能性もあります。 ・矯正治療中、口が開きにくくなったり、顎に音がするようになったり(クリック音)、 痛くなったなどの症状が出た場合にはすぐにお知らせください。 その場合は、顎関節の治療をすることがあります。 |
カテゴリー : 未分類