舌側ワイヤー矯正 症例(7)
主訴: 上の前歯が大きく前に出ているのが気になる。
上下左右の親不知を抜歯。
㊤骨切断OPE→急速拡大装置+フェイスマスク
㊦矯正装置(BH)
を併用。
治療の流れ
・上顎は骨切断OPE後、急速拡大装置+フェイスマスクを併用し、側方・前方に拡大。
・下顎は矯正装置(BH)を併用し、側方に拡大。
・拡大後、装置を除去し、左上の埋伏歯の牽引を開始。
・上下に舌側ワイヤー矯正をSETし、レべリングしながら左上犬歯のスペースを作る。
・一部表側のワイヤーも併用して、左上犬歯を歯列に並べる。
・レべリング後、ミニインプラント+リトラクションを併用し、
表側にボタンを設置して顎間ゴムにて噛み合わせを緊密化しました。
年齢 | 30代女性 |
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居住地 | 県西部在住 |
治療期間 | 4年6ヶ月 |
費用 | 「診断料 27,500円」 「治療代 1,430,000円」 「ミニインプラント代 110,000円」 「上顎骨切断OPE 165,000円」 「急速拡大装置 110,000円」 「矯正装置(BH) 66,000円」 「フェイスマスク 55,000円」 「月々の調整費 5,500円」 |
リスク | ・矯正装置装着後、数日間は歯が浮いたような痛みがあります。 ・ワイヤーや器具が歯茎や唇にあたり、傷や口内炎ができやすくなります。 ・稀に、歯を動かすことで歯根吸収、歯髄壊死を起こす可能性があります。 ※歯根吸収…歯の根が短くなること ※歯髄壊死…歯髄(歯の中の神経を含めた組織)が死んでしまうこと ・成長期の歯並びに影響したり、親不知が生えたり、顎関節症の原因となる場合には、 抜歯をする可能性があります。 ・矯正治療途中で、白いプラスチック(レジン)を使って、歯の形態修正を行う可能性があります。 また、エナメル質を削って隙間を作ったり、抜歯を行う可能性もあります。 ・白い被せ物(セラミックなど)や、保険外の被せ物をされている方は、 歯の表面にブラケットなどの器具を付けるため、除去する際に欠けるなどの破損したり、 形が変わるなどの審美性が損なわれる可能性があります。 ・矯正治療中に虫歯が発見された場合は、同時に治療することも可能ですが、 歯の形に大きく影響がある場合は、矯正治療を中断する可能性もあります。 ・矯正治療中、口が開きにくくなったり、顎に音がするようになったり(クリック音)、 痛くなったなどの症状が出た場合にはすぐにお知らせください。 その場合は、顎関節の治療をすることがあります。 |
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