もし事故や虫歯で前歯を失ったら!
前歯2本が歯根吸収でほとんど無くなっていました。
保存不可能として、前歯2本を抜かないといけなくなりました。
通常前歯2本を抜いた場合左右の犬歯から犬歯までのブリッジを作ります。
その場合健康な前歯4本を削って被せないといけません。
当医院では、そのような方には以下のような治療法をご提案しております。
抜いた前歯の場所を隣の歯を寄せて動かすことであたかも元の歯並びよりいい歯並びをご提供いたします。
これは、アメリカでは主流のティップエッジを言う矯正装置でしか、出来ない方法です。
当医院では、海外の治療を学会や、定期誌、講義を通して習得して皆様の治療に生かしております。
見た目は小さな虫歯があるぐらいでしたが、レントゲンを撮ると前歯2本の歯根がほどんど残っておらず、
歯根吸収という状態でした。
前歯2本を抜いた当日に矯正器具を付けて、早く抜いた場所の閉鎖をするようにしていきます。
少し抜歯スペースが閉鎖してきた所で、歯の形態修正して前歯の形を整えていきます。
左右の犬歯は根っこが長くなかなか動きませんがティップエッジの器具を付けることで
傾斜移動で早期に閉鎖していきます。
閉鎖してきた所で歯列全体を整えていきます。
主訴: 上の前歯がでこぼこしていて、前に出ているのが気になる。
レントゲンで確認したところ、左右上の前歯が歯根吸収で歯根が短かった為、抜歯をしてワイヤー矯正治療で歯列を整えました。
治療の流れ
左右上前歯2本を抜歯後、空隙を閉鎖しました。
Ⅱ級・Ⅲ級ゴムを使用し、咬合を緊密化しました。
21歳男性 | 県西部在住 |
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治療期間 | 1年6ヶ月 |
費用 | 「診療代 30,000円+税」 「矯正治療代 650,000円+税」 「月々の調整費 5,000円+税」 |
リスク | ・矯正装置装着後、数日間は歯が浮いたような痛みがあります。 ・ワイヤーや器具が歯茎や唇にあたり、傷や口内炎ができやすくなります。 ・稀に、歯を動かすことで歯根吸収、歯髄壊死を起こす可能性があります。 ※歯根吸収…歯の根が短くなること ※歯髄壊死…歯髄(歯の中の神経を含めた組織)が死んでしまうこと ・成長期の歯並びに影響したり、親不知が生えたり、顎関節症の原因となる場合には、抜歯をする可能性があります。 ・矯正治療途中で、白いプラスチック(レジン)を使って、歯の形態修正を行う可能性があります。また、エナメル質を削って隙間を作ったり、抜歯を行う可能性もあります。 ・白い被せ物(セラミックなど)や、保険外の被せ物をされている方は、歯の表面にブラケットなどの器具を付けるため、除去する際に欠けるなどの破損したり、形が変わるなどの審美性が損なわれる可能性があります。 ・矯正治療中に虫歯が発見された場合は、同時に治療することも可能ですが、歯の形に大きく影響がある場合は、矯正治療を中断する可能性もあります。 ・矯正治療中、口が開きにくくなったり、顎に音がするようになったり(クリックオン)、痛くなったなどの症状が出た場合にはすぐにお知らせください。その場合は、顎関節の治療をすることがあります。 |
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